ソースファイルを管理するためにSubversionの設定を行います。
まずSubversionで使用するユーザになります。ここではsvnを使用しています。
[root@KURO-BOX ~]# su svn [svn@KURO-BOX root]$
svnadminコマンドを使ってリポジトリを作成します。
ここでは/var/svn/reposの下に、"TestProject"の名前でリポジトリを作成します。
[svn@KURO-BOX root]$ svnadmin create /var/svn/repos/TestProject
svnserve.confを編集 [svn@KURO-BOX root]$ vi /var/svn/repos/TestProject/conf/svnserve.conf 下記の内容に編集 [general] anon-access = none # Anonymous(匿名)ユーザのアクセスを許可しない auth-access = write # 認証済みユーザには書き込み権限を与える password-db = passwd # パスワードファイルをpasswdとする realm = test repository # リポジトリの説明(適当でOK)
anon-access、auth-accessに設定できる値は次の三つです。
none: アクセスを許可しない
read: 読み込み権限を与える
write: 読み込み、書き込みの両方の権限を与える
続いてpasswdを設定します。
passwdを編集 [svn@KURO-BOX root]$ vi /var/svn/repos/TestProject/conf/passwd 「ユーザ名=パスワード」の形式で記述する [users] testuser=xxxxxxxx
passwdファイルの編集が終わったら、アクセス権限をsvnだけに設定して、他のユーザからアクセスできないようにします。
[svn@KURO-BOX root]$ cd /var/svn/repos/TestProject/conf/ 権限をオーナーのみに変更 [svn@KURO-BOX conf]$ chmod 600 passwd オーナーをsvnに変更 [svn@KURO-BOX conf]$ chown svn:svn passwd
リポジトリにアクセスするユーザを追加します。
ユーザを追加 [root@KURO-BOX ~]# useradd testuser パスワードを設定 [root@KURO-BOX ~]# passwd testuser ユーザー testuser のパスワードを変更。 新しいパスワード:パスワードを入力 新しいパスワードを再入力してください:パスワードを再入力 よくないパスワード: 辞書の単語に基づいています passwd: 全ての認証トークンが正しく更新できました。 パスワードが簡単すぎると警告が出ますが、テスト用なのでこのまま続行します。
rootになれるユーザを管理者のみにします。
[root@KURO-BOX ~]# usermod -G wheel testuser [root@KURO-BOX ~]# vi /etc/pam.d/su 下記の行のコメントを外す auth required pam_wheel.so use_uid login.defsに設定を追加 [root@KURO-BOX ~]# echo "SU_WHEEL_ONLY yes" >> /etc/login.defs
以上でサーバ側の設定は終了です。
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