玄箱HGにFedoraを入れて自宅サーバを構築(Fedora12) - Amonution

パーティションの追加

概要

SambaやWebDAVなどで使用する共有ディレクトリ用にパーティションを追加します。
デフォルトでは/dev/sda4の容量が少ないため、一端/dev/sda4を削除してから、残りの容量をすべて/dev/sda4に割り当てます。

パーティションの追加

fdiskを使用してパーティションを追加します。

[root@KURO-BOX ~]# fdisk /dev/sda


このディスクのシリンダ数は 77545 に設定されています。
間違いではないのですが、1024 を超えているため、以下の場合
に問題を生じうる事を確認しましょう:
1) ブート時に実行するソフトウェア (例. バージョンが古い LILO)
2) 別の OS のブートやパーティション作成ソフト
   (例. DOS FDISK, OS/2 FDISK)

現在のパーティション情報表示
コマンド (m でヘルプ): p

ディスク /dev/sda: 40.0 GB, 40020664320 バイト
ヘッド 16, セクタ 63, シリンダ 77545
Units = シリンダ数 of 1008 * 512 = 516096 バイト
ディスク識別子: 0x00000000

デバイス ブート     始点        終点    ブロック   Id  システム
/dev/sda1               1        1041      524632+  83  Linux
/dev/sda2            1042        3122     1048824   82  Linux スワップ / Solaris
/dev/sda3            3123       19767     8389080   83  Linux
/dev/sda4           19768       23929     2097648   83  Linux

領域4を一端削除します
コマンド (m でヘルプ): d
領域番号 (1-4): 4

パーティション情報を再表示
コマンド (m でヘルプ): p

ディスク /dev/sda: 40.0 GB, 40020664320 バイト
ヘッド 16, セクタ 63, シリンダ 77545
Units = シリンダ数 of 1008 * 512 = 516096 バイト
ディスク識別子: 0x00000000

デバイス ブート     始点        終点    ブロック   Id  システム
/dev/sda1               1        1041      524632+  83  Linux
/dev/sda2            1042        3122     1048824   82  Linux スワップ / Solaris
/dev/sda3            3123       19767     8389080   83  Linux

新規パーティション作成(残りの全部を割り当てます)
コマンド (m でヘルプ): n
コマンドアクション
   e   拡張
   p   基本領域 (1-4)
p
選択した領域 4
最初 シリンダ (19768-77545, 初期値 19768):	初期値のままで良いので空入力
初期値 19768 を使います
Last シリンダ, +シリンダ数 or +size{K,M,G} (19768-77545, 初期値 77545):	初期値のままで良いので空入力
初期値 77545 を使います

パーティション情報を再表示
コマンド (m でヘルプ): p

ディスク /dev/sda: 40.0 GB, 40020664320 バイト
ヘッド 16, セクタ 63, シリンダ 77545
Units = シリンダ数 of 1008 * 512 = 516096 バイト
ディスク識別子: 0x00000000

デバイス ブート     始点        終点    ブロック   Id  システム
/dev/sda1               1        1041      524632+  83  Linux
/dev/sda2            1042        3122     1048824   82  Linux スワップ / Solaris
/dev/sda3            3123       19767     8389080   83  Linux
/dev/sda4           19768       77545    29120112   83  Linux

終了します
コマンド (m でヘルプ): w
パーティションテーブルは変更されました!

ioctl() を呼び出してパーティションテーブルを再読込みします。

警告: パーティションテーブルの再読込みがエラー 16 で失敗しました: デバイスもしくはリソースがビジー状態です。
カーネルはまだ古いテーブルを使っています。新しいテーブルは
次回リブート時か、partprobe(8)またはkpartx(8)を実行した後に
使えるようになるでしょう
ディスクを同期しています。

リスタートします
[root@KURO-BOX ~]# /sbin/shutdown -r now

Broadcast message from among@KURO-BOX
        (/dev/pts/0) at 14:15 ...

The system is going down for reboot NOW!

ファイルシステム構築

割り当てたパーティションにはファイルシステムが無いので構築します。

[root@KURO-BOX ~]# mkfs -t ext3 /dev/sda4
mke2fs 1.41.9 (22-Aug-2009)
Filesystem label=
OS type: Linux
Block size=4096 (log=2)
Fragment size=4096 (log=2)
1823248 inodes, 7280028 blocks
364001 blocks (5.00%) reserved for the super user
First data block=0
Maximum filesystem blocks=0
223 block groups
32768 blocks per group, 32768 fragments per group
8176 inodes per group
Superblock backups stored on blocks:
        32768, 98304, 163840, 229376, 294912, 819200, 884736, 1605632, 2654208,
        4096000

Writing inode tables: done
Creating journal (32768 blocks): done
Writing superblocks and filesystem accounting information: done

This filesystem will be automatically checked every 38 mounts or
180 days, whichever comes first.  Use tune2fs -c or -i to override.

マウントします
[root@KURO-BOX ~]# mount -t ext3 /dev/sda4 /mnt

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